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コンマとピリオド（ドット）の置換をしたい

データ抽出結果において、コンマとピリオド（ドット）を変換するいくつかの方法をご案内します。

抽出条件設定の「アフター処理」内で置換の条件を設定することで、条件に該当するコンマやピリオド（ドット）を置換することが可能となります。

設定には「正規表現」を使用します。正規表現を使うことにより、お客様の目的に応じた柔軟な条件設定が可能です。

ここではいくつかの設定例をご紹介します。

W3-1.コンマとピリオド（ドット）の置換の例

W3-1-1抽出条件設定のアフター処理の一括置換へ設定します。

単純な全箇所の変換

抽出結果文字列中の . と , の両方が全て、置換文字に指定した方に統一されます。

ケース事例

設定内容

最初の1つを変換する

最初の1つの . または , が、「置換文字」に指定した方に統一されます。

ケース事例

最初の1つのピリオド（ドット）をコンマに変換する場合

設定内容

※ 置換文字（右側の欄）にカンマを含める場合、「\,」としてください。

最後の1つを変換する

最後の1つの . または , が、「置換文字」に指定した方に統一されます。

ケース事例

最後の1つのコンマをピリオド（ドット）に変換する場合

設定内容

3桁区切りの数字の場合に変換する

後に数字が3桁続く場合の全箇所が置換対象になる指定方法です。

ケース事例

3桁区切りの数字のピリオド（ドット）をコンマに変換する場合

設定内容

※ 置換文字（右側の欄）にカンマを含める場合、「\,」としてください。

3桁区切りの数字の区切り文字をコンマに統一し、ただし最後の1つをピリオド（ドット）にする場合

このような設定は、2回の置換を続けて行う設定内容とすることで対応させます。

置換対象文字（左側の欄）に正規表現を使う場合は、「&」でつないで列挙します。

置換文字（右側の欄）は、「,」でつないで列挙します。

置換対象文字　　/■/&/●/
置換文字　　◆,★

という書き方により、まず■に該当する箇所を◆に置換した上で、次に●に該当する箇所を★に置換します。

この書き方を使用し、2回の置換を組み合わせることで、対応可能となります。

ケース事例

3桁区切りの数字の区切り文字をコンマに統一し、ただし最後の1つをピリオド（ドット）にする場合

設定内容

※ 置換文字（右側の欄）にカンマを含める場合、「\,」としてください。
　ただし、2つの置換文字を区切る「,」には「\」を付けないでください。